本日は、言わずと知れた、漫画『バビロン大富豪の教え』をご紹介いたします。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、世界中の金融・経済が大打撃を受けた中、米国株は一時大暴落しながらも、結果右肩上がりとなっています。
こういった状況を踏まえて日本でも証券口座開設数が急激に伸びています。みなさんも、コロナの影響により、収入が大幅に変化して、今後の資産形成について真剣に考え始めて投資を始めたなんて方も多いのではないでしょうか?
本書は、古代バビロニアを舞台にお金を貯め、守り、増やす原理原則を学ぶことができ、いつの時代にも通用する普遍的な知恵を身に着けることができます。難しい話でありながらも、漫画のためとても読み進めやすくなっており、資産形成初心者におすすめの一冊です。
漫画『バビロン大富豪の教え』原作 ジョージ・クレイソン 漫画 坂野 旭 企画・脚本 大橋 弘裕
プロローグ
武器職人の息子バンシルは、ある日友人のコッビと大通りで出くわします。
大通り、そこを歩く人々の身なりは全然平等じゃない。「どうしてこんなにも貧富の差が生まれるんだろう」そんな話をしているうちに、金持ちになる方法はお金持ちに聞けばよい!と思い立ち、バビロンの大富豪アルカドを訪ねるところから物語は始まります。
「はじめの扉を開かないものに次の扉は見えない!」貧乏人バンシルが大富豪アルカドの教えを受け、失敗し成長して大富豪になりあがっていきます。
黄金を増やす七つの道具
正直私は、就職してから給料は入っただけ使ってしまう生活をしていました。毎晩のように同僚と飲みに行き、欲しいものは財布の許す限り使ってしまっていました。
そんな中、本書の考え方に触れて今一度行動を見直すきっかけとなった七つの道具です。
以下はあまりにも有名な金言ではないでしょうか?
- 収入の十分の一を貯金すること
- 欲望に優先順位をつけよ
残り5つの道具は、本書を読み進めていただければと思います。
どうすれば、お金を貯め、守り、増やしていけばよいのかを学べます。
金と知恵 どちらか一方を手に入れられるとしたらどちらを望む?
ある日大富豪アルカドはバンシルを呼び、金貨の入った袋か、知恵の入った袋か、どちらか一方を選ぶかを問います。
皆さんがバンシルの立場だったらどちらを選択するでしょうか?貧乏人のバンシルが、金貨の入った袋を手にすることができれば、大切な家族を喜ばせることができます。難しい選択ですね(-_-;)
動いた者とそうでない者
情報があふれている昨今の中で、いろいろな知識を得られる場はたくさんあると思います。
しかし、この資本主義経済の中で、結局最後は動いた者とそうでない者との差は大きく開き続けていきます。
本書の中で紹介された知識を法則を持って、動く者となるのか そうでない者となるのか、後々に大きな差となっていきそうですね(^_-)-☆